Profile

陳 禮俊 
CHEN Li-chun






履 歴

台湾・新竹県生まれ。京都大学(経済学部)、同大学院経済学研科(修士課程)修了後、同大学院エネルギー科学研究科(博士課程)に進学、単位取得退学後山口大学経済学部専任講師、同助教授・准教授を経て、2010年山口大学経済学部教授(経済学修士)。専門:環境経済学、環境・財政政策分析、エコツーリズム論。

研究分野

環境・生態問題に関する理論的・政策的分析

・環境・エネルギー政策をはじめとする環境・生態問題に関する事例研究・実地調査

・台湾、中国の環境・エネルギー問題及びその対策

近年の
主な研究出版

■陳禮俊(2004)、「中国における都市近郊農村の経済発展−上海市宝山区Y鎮S村を事例として[I]」、山口経済学雑誌、第53巻第4号、山口大学経済学会、P.61-80。

■陳禮俊(2005)、「中国における都市近郊農村の経済発展一上海市宝山区Y鎮S村を事例として[II]」、山口経済学雑誌、第53巻第5号、山口大学経済学会、P.103-124。

■陳禮俊(2006)、「ニュー・パラダイム・シフトと台湾におけるサンゴ礁資源の保全と利用」、East Asia Forum、第19号、P.4-7、Yamaguchi University。

■陳禮俊(2007)、「台湾およびEUにおける環境保護支出勘定に関する一考察—産業部門の比較を中心に」、山口経済学雑誌、第55巻第6号、山口大学経済学会、P.267-291。

■陳禮俊(2008)、「農村コミュニティによる地域開発」、『中国西南地域の開発戦略』岡本信広編、アジア研選書No. 10、アジア経済研究所、P.77-98。

■陳禮俊(2010)、「台湾における汚染賦課金の政策分析—大気汚染賦課金および水質汚染賦課金を中心に」、『東アジアの環境賦課金制度』李秀編著、昭和堂、P191-211。

■陳禮俊(2012)、「台湾—公害紛争処理から制度化された環境政策へ」、『東アジアの環境政策』森晶寿編、昭和堂、P.80-93。

科研の担当分野と
研究計画

(研究分野)東アジア地域におけるエネルギーの持続可能性と安全

  ・台湾、中国の環境・エネルギー政策・法制度

  ・原発リスク・財政・損害賠償、再生可能エネルギー普及政策など

<研究計画>まず台湾、中国における環境・エネルギー政策・法制度の現状を分析し、次にE3MG‐Asiaモデルを活用した経済・政策分析のためのシナリオ研究を行う予定。

その他


Contents

研究目的と概要

研究体制と計画

研究会活動報告

メンバー紹介

主な研究業績

リンク

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Welcome

本研究会は、日本・中国・韓国・台湾を中心とする東アジア地域の環境・エネルギー政策に関心をもつ研究者が集まって、2000年に結成された自主的研究組織です。メンバーの出身国の多様性が当初からの特徴のひとつです。これまで研究会の活動目的を「東アジア地域の持続可能な発展に資する環境・エネルギー政策研究」に置き、3度にわたって文科省から科研費の支援を受けて、研究成果を積み重ねてきました。現在は日本国内に固定メンバー16人、海外研究ネットワーク26人(韓国10人、中国6人、台湾4人、ASEAN2人、イギリス4人)の組織となっています。