Profile

吉田 央 
YOSHIDA Hiroshi






履 歴

1965年神奈川県生まれ。1987年京都大学理学部卒業、1992年京都大学大学院経済学研究科満期退学。学術振興会特別研究員(PD)、東京農工大学農学部講師を経て現在は東京農工大学大学院農学研究院准教授。博士(農学)。

研究分野

環境政策の政治経済学。現実の社会制度を、単に制度論的に記述するだけではなく、その根底にある経済理論的な構造(市場の失敗の防止、所得再分配、技術開発のインセンティブ付与、など)まで掘り下げて理解することをめざす。

近年の
主な研究出版

■吉田 央,東京電力が倒産しない仕組み, 中小商工業研究110号, 119-129, 2011/12

■文賢珠・李秀徹・吉田 央, 韓国の水環境保全と水質汚染総量管理制度,滋賀大学環境総合研究センター研究年報,第8巻第1号, 2011/10, 43-58

■吉田 央,「国策」としての原子力, 経済科学通信126号, 47-54, 2011/09

■Hiroshi YOSHIDA , Government Intervention in Side Payment Schemes in Japan, Journal of Environmental Thought and Education, vol. 4, Dec. 2010

■吉田 央,日本における健康被害者に対する給付制度,

李秀徹・朴勝俊編『アジアの環境賦課金制度』,昭和堂, 2010/02

■吉田 央,韓国における流域管理政策,李秀徹・朴勝俊編『アジアの環境賦課金制度』,昭和堂, 2010/02

科研の担当分野と
研究計画

<研究担当>研究分担者(1班)

<研究計画>長期的には、アジア地域における経済の一体化の深化(自由貿易協定等の増加など)に伴って環境政策の面でも協調の必要性が増大することが予想されるので、環境政策全般についての東アジアにおける政策協調、東アジア環境共同体の可能性について検討する。また、東アジア地域の環境政策協調によって生じると予測される効果をE3MG-Asiaモデルを用いて検討する。短期的には、今後増加が見込まれるアジア地域の原子力発電について、各国での規制及び国際協調の状況、特にシビアアクシデント対応について検討する。

その他

ホームページ:http://ecopolis.lab.tuat.ac.jp/


Contents

研究目的と概要

研究体制と計画

研究会活動報告

メンバー紹介

主な研究業績

リンク

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本研究会は、日本・中国・韓国・台湾を中心とする東アジア地域の環境・エネルギー政策に関心をもつ研究者が集まって、2000年に結成された自主的研究組織です。メンバーの出身国の多様性が当初からの特徴のひとつです。これまで研究会の活動目的を「東アジア地域の持続可能な発展に資する環境・エネルギー政策研究」に置き、3度にわたって文科省から科研費の支援を受けて、研究成果を積み重ねてきました。現在は日本国内に固定メンバー16人、海外研究ネットワーク26人(韓国10人、中国6人、台湾4人、ASEAN2人、イギリス4人)の組織となっています。